十勝芽室コーン炒飯誕生物語

十勝芽室コーン炒飯誕生物語

こだわりは”日本一”
日本一の食材で日本一の炒飯をつくり、日本一のまちにしていく。
その挑戦は、2008年1月10日に始まった。

その日、僕たち3人は、表紙に
「『食』で芽室を元気に楽しく、人をイキイキさせたい」と書いた
企画書を片手に、芽室行きのJRに乗った。
行先は北海道じゃらん ヒロ中田編集長のもと。

僕たちは、このまちの課題を話した
(中心市街地活性化、交流人口の伸び悩み、通過するまちの解消・・・)。
さらには、平成23年に、札幌→帯広間の高速道路が通過する。
それを見据えて、今、何か行動したい。

僕たちの「食でめむろを元気にしたい」
という熱意に二つ返事で応えてくれたヒロ中田氏は
早速3月12日に芽室町を訪れ講演会を開催してくれた。
100人を超える聴衆が集まり、
これが今回の挑戦のキックオフとなった。

そして、公演内でヒロ中田氏が芽室町のために提案したメニュー

それが、「芽室コーン炒飯」だった。

日本一の収穫と作付け面積を誇るスイートコーンの優位性を生かして、
とうもろこしのまち芽室を全国に発信するために僕たちは動き出した。
不安のかけらもなく、ただ希望だけを胸にー

3月18日、正式に芽室コーン炒飯推進協議会を発足(会長新嵐山荘副調
理長 高橋弘明氏)。連日連夜、会議と試食の続く日々。

初めて壁にぶつかったのは5月。
「味のベースをどうするか」だった。
塩、醤油、ソース、カレー、マヨネーズ、あんかけ、チーズ・・・。
かんがえられるものはすべで試してみたが決まらない。
いかにしてコーンを主役にするか・・・。
悩む日々が続いたとき、協議会メンバーに新たに、日本缶詰、北海道クノ
ール食品、JAめむろ、芽室町商工会が加わった。コーンの特徴など専門
分野の話をしてくれる。
味のベースは「特製バターをつくってみましょうか」という、クノール食
品の一言で一気に道が開けた。

コーンを丸ごと使ったコーン風味の効いた特製バターが誕生した。

悩んだとき、壁にぶつかったとき、周りには常に「人」がいた。
常に課題に正面から向き合い、自分たちを信じるハートがあった。
気が付くと、コーン炒飯を中心に、生産者、商業者、企業、消費者など、 さまざまな分野の人たちが手をつなぎ一つの輪になっていた。


5月には、町内親子を対象に畑でスイートコーンの種まきを行った。
8月にはみんなで収穫だ。
畑の土に触れ、芽室の空気を親子で感じる。
そこで食の大切さも伝えていきたい。

僕たちの活動は食育の分野にも入り込んでいた。

コーン炒飯を応援してくれるサポーターは230人を超え、
6月下旬、十勝芽室コーン炒飯10のルールが決まった。

挑戦から半年が過ぎた2008年7月17日、十勝芽室コーン炒飯は誕生した。

スイートコーン生産日本一のまち芽室町を全国に発信し、
「食」でめむろを元気に楽しく、人をイキイキさせるために―。

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芽室町公式サイト

十勝芽室コーン炒飯の定義

スイートコーン日本一(作付面積、収穫量とも 日本一)のまち「十勝の芽室町」を広く世の中に知ってもらうために開発した 芽室で作ったスイートコーンたっぷり使ったバター味の炒飯。

芽室コーン炒飯サポーター
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